1632 スケッチブックに彼が描いた絵を示しながら
Murina(Mu): これらが池にいるライカたちだよ。 Hamamoto(H): 池にいるライカたち。 Mu: 彼らの仕事は、お前を狂わせること、彼らの病気さ。お前を水の中に飛び込ませる。お前に意味のない狂気を注ぎ込む。たとえば、お前は一緒にいる人たちを嫌いになる。お前は、狂い、狂い続ける人間になる。草木を折り取って、もってきたりする。 H: (絵を指さしながら)このライカが人のキブリ(chivuri1)を奪っていく奴なんですか? Mu: そうこいつだ。こいつがカツィンバカジ(katsimbakazi8)だよ。 H: カツィンバカジとライカは同じ者なんですか。 Mu: いっしょだよ。屋外のキザ(chiza cha konze35)と屋内のキザ(cha nyumbani)を置いてやるんだ。 H: 屋外と屋内のキザ。 Mu: そう。さてンゴマを打ってやり、彼らに彼らの癒やしの術(uganga)の瓢箪を与えてやる。そして蝿追いハタキをもってクズザ(「嗅ぎ出し」kuzuza6)させる。 H: 蝿追いハタキをもってクズザさせると。えぇと、ライカが瓢箪を与えられて、クズザするようになる者なのですか。それとも、人が「外に出されて78」、ライカの瓢箪をあたえられ、施術師になって、クズザするんですか? Mu: そら、そうだよ。お前は施術師になって、仕事をする。でも、頭の中にライカをもっていないとね。そいつライカが仕事の本当の持ち主なんだよ。
Hamamoto(H): そうすると、ライカに仕事を与えて、仕事をさせると。 Murina(Mu): そう。そんなふうにすると、お前は彼らの知識を完了させたことになる。彼らの品物をあたえたので、そいつはお前を解放してくれる。さあ、お前は仕事をつづけていくことになる。 H: 癒やしの仕事(kazi ya uganga)ですか? Mu: そう。癒やしのね。今や、そいつが癒やしの術的にお前を導いてくれる。ここで終わりだね(スケッチブックの最後の絵)。こちらはまだ描いていないんだよ。さて、お前はこれらの言葉を追って行きなさい。彼らが合格点をつけてくれるようにね。 H: はい。ところで、身体が半分しかないライカがいると聞いたんですが。 Mu: ライカ... そうとも、ライカには色んな種類がいる。(絵を指さしながら)でもライカというとこいつだね。 H: こいつがライカ本人なんですね? Mu: ライカはこいつだ。でも例えば、私たちのようなものなんだよ。お前は白人だ。私はアフリカ人だ。でも中身は同じ一つ。 H: つまりライカには多くの種類がいる。でもすべてのライカはいっしょだ。
Murina(Mu): 多くの種類がいる。ライカ・グドゥ(laika gudu56)もいる。ライカ・キウェテ(laika chiwete55)もいる。ライカ・ニャリ(laika nyari61)もいる。デナ(dena60)もいる。 Hamamoto(H): ええ?ニャリとデナもライカの一種なんですか? Mu: そう。同じくライカだよ。でも、これからここに描くよ。まだ描いてない。 H: さて、ありがとうございました。ライカとカツィンバカジも、彼らの仕事は癒やしの術なんですね。 Mu: そのとおり、癒やしの術の仕事だよ。

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tsovyaの別名とされる「内陸部のスディアニ」の絵 ↩
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